飛行機での34時間とスペインでの60時間のお話(前半)
どーもはじめまして、建築やっている学生です。現在私はマドリードで3か月の短期留学を始めることになりました。まあ、もう着いてからら3日くらい経っているのですが。
その間にいろいろあったので、とりあえずはそのことを話してみようかなと。それではれっつごー
================= 移動編 =================
(出発から0:00経過)
前日は滞在の準備のせいで全く眠れず、全く準備してこなかった過去の自分を恨みつつ、とりあえず羽田空港へ。まあでも空港まで着いてしまえば、普通ならチケット取って荷物預けて保安通って飛行機乗って飯食って映画見て寝て飯食って映画見てれば目的地に着くわけですよね、普通ならば。
でもここで問題発生。今回は同期2人と行くのですが、そのうち一人の航空券が発券されずマドリードまでたどり着けないかもしれないということになる。くわしくはこっちで説明されているのですが、結果的にはただの予約時の手違いだったので、交渉の結果無事に発券できることに。
(出発から5:00経過)
とりあえず飛行機に乗れたので、一路最初のトランジット先の香港に向かいます。
ここでは次の飛行機まで11時間待たされることになっているので、しょうがなく香港の市街地に出ることになりました。いや、しょうがなくだよ?
というわけで空港で現金を少し香港ドルに両替えしてから、特急に乗って香港市街に出てみました。最初の目的地はここ、添好運 (Tim Ho Wan)という飲茶のお店。ここはどうやらミシュラン一つ星のお店のシェフが独立して作ったお店らしいので、クオリティに期待しながらの来店に。
「手軽にミシュランの飲茶が食べられる」という評判の添好運 (Tim Ho Wan)
着いてみて気づいたけど、あーここ外国だった、メニュー表に何書いてあるかわかんないんですよ。まあ、漢字だし大体わかる気がするしフィーリングと写真から適当においしそうなの選んでみよっと。
あっ(察し)。
さすが「足つきのもので食べないものは机と椅子だけ」とか言われている中華料理、見事に足を出してきました。まじか。まあ、見た目のインパクトはすごいけど変な臭みとかもなく、プルプルとした食感でおいしかったですよ。あとは海老シュウマイとか名物のメロンパンの生地で作った肉まんとかたんまりおいしくいただきました。
おいしかった飲茶たち
添好運 (Tim Ho Wan)名物のメロンパン生地の肉まん
食べ終わった後には香港の街に繰り出してみました。そのころには日も暮れてたのでビルがライトアップを始めてました。でもこいつら主張強いな。
香港のビル達 主張強いね
まぁでもそのおかげで香港は「100万ドルの夜景」とか言われてるほどの煌びやかな夜景↓を作り出してくれるのですよ。というわけで次の目的地は香港の市街地を一望できるビクトリアピークに設定することに。
「100万ドルの夜景」想像図 期待させてくれるねー
ビクトリアピークを登るには徒歩もありるのですが、インドア派で寝不足な私にはそんな元気もなく、ケーブルカーを使って山頂付近の展望台まで一直線で登ることに。
でもこのケーブルカー、ケーブルでつられているからって容赦なく斜度30°オーバーの急角度でグイグイ登っていく。乗っているだけでもうすでにアトラクションみたいな感じに。
ビクトリアピークのふもとと山頂を結ぶケーブルカー
お分かりだろうか、この急角度
まあでもこれが終わったら100万ドルの夜景に出会えるんだ、とまあ死亡フラグの典型みたいなことを考えながら乗ること10分。なんとか展望台にたどり着いて、期待しながら市街地を見てみることに…
ん?????
ひゃ、ひゃくまんどる…だね…(震え声)
これって本当に100万ドルの価値があるのかと、30万ドルくらいの価値しかないんじゃないかと、そもそも期待していたのはこれだし↓。パケ写詐欺もいいところじゃないか…
僕たちが求めてた、「100万ドルの夜景」想像図
とそんなことを考えて数分、あることに気づきました。
こ こ 市 街 地 の 裏 側 じ ゃ ん
つまりあの↑写真みたいなのとかさっきの主張の強いビルとかの光景は全部ここから反対側のビクトリア湾沿いに建てられているので、きれいな夜景を見るには対岸の九龍に行く必要があったんですよね。ここからじゃ見れるわけないよね。
対岸から見ないといけないのね…とほほ
とまぁ謎も解けたところで、不満はともかく素直にビクトリアピークからの夜景を楽しむことにしました。結構ここからの景色もいいものでした。
このあとはさっきのケーブルカーに乗ってふもとまで戻ることに。でもまさかの席に座れずにあの急角度を立ち乗りに…。帰りも楽しませてくれるアトラクションでしたね(白目)。
このあとは本当は本物の夜景を見に九龍とか旺角とか行きたかったのですが、次のフライトの時間もあったので、映画「恋する惑星」に出てきた市街地のエスカレーターに乗って、その近くのお店でジェラートを食べて空港に戻りました。ハプニングもあったけど、総じて楽しい香港旅行、もとい待ち時間でした。
(出発から16:00経過)
というわけでもう一度飛行機に乗って次の経由地ドーハへ向かいます。今回使ったのはカタール航空なので必ずドーハで乗り換えが発生するんですよね。メンドクサイ。
(出発から25:00経過)
日本を飛び立ってから丸一日とちょっとが過ぎるころ、カタールの首都ドーハに到着。ドーハでは乗り換え時間が1時間ちょっとしかないので飛行機を降りたら速攻次の搭乗ゲートまで行かなきゃいけませんでした。だからドーハで見せられるものと言ったらこれくらいになりますね。
なんか絶妙にかわいくないテディベア
うーん、でかいけど、なんかかわいくない…なんか一つ物足りない。なんだろうこの腑に落ちない感じ。
というわけでドーハの印象はへんてこなテディベアだけという結果のまま最終目的地のマドリードへゴー
さすが砂漠の国、一面茶色だぜ
(出発から34:00経過)
というわけでやっと着きましたー、今回の留学先であるスペイン、マドリード!
いや遠かったね、まんま一日半移動してましたもんね。なんかここまでの間にいろいろありすぎてもう旅を終えた感じもしたのですが、そういえばここからがこの留学が始まったところだと気づかされましたね。というわけでこれからも気が向く限り更新していきたいと思います。ではでは。